この記事を執筆している2023年は副業に関心を持つ人が増え、投資やポイ活がより身近に、活発になってきてると感じます。
その一方で、投資やポイ活の始め方や運用方法、リスクなどに不安を感じる事で一歩を踏み出せない人、何から手を出せばいいのか分からない人もいると思います。
そこでこの記事では、「投資初心者向けに投資(株式、FX、暗号資産(仮想通貨)、CFD)とポイ活(ポイントサイト)について比較」について紹介します。
投資(株式投資、FX、暗号資産(仮想通貨)、CFD)やポイ活(ポイントサイト)とは?
まずは投資の種類とポイントサイトについて説明していきます。
投資の種類とポイ活(ポイントサイト)の種類
投資の種類とポイ活をまずは整理しました。
投資/ポイ活 | 種類 | 概要 |
---|---|---|
投資 | 株式投資 | 個別株投資:企業の株を購入し、配当や株主優待、株価上昇による売買差益から利益を得る投資方法 投資信託:運用を投資会社に任せ、配当や売買差益から利益を得る投資方法 ロボアドバイザー:AIが全自動で売買を行うことによる売買差益から利益を得る投資方法 |
FX | 通貨価値の売買差額から利益を得る投資方法 | |
仮想通貨 (暗号通過) | デジタル通貨価値の売買差益から利益を得る投資方法 | |
CFD | 差金決済取引で、株価や為替相場などの値動きによる売買差益から利益を得る投資方法 | |
ポイ活 | ポイントサイト | ポイントサイトを経由したネットショッピング、アンケートやサイト登録による報酬等でポイントを得る方法 節約目的で利用する方が多い。 |
投資とポイ活(ポイントサイト)の違い
次に投資とポイ活の違いをまとめました。
各項目については、後ほど詳しく解説します。
投資は副業として収入の軸を増やす目的で実施することが多く、知識と経験が必要になります。
それに比べ、ポイ活は節約の観点で実施することが多く、最低限の知識で気軽に始めることができます。
投資/ポイ活 | 種類 | 収益性 | リスク | 確定申告 |
---|---|---|---|---|
投資 | 株式投資 | 中 | 元本割れ | 証券会社が実施 |
FX | 大 | 元本割れ レバレッジ | 自分で実施 | |
仮想通貨 (暗号通過) | 大 | 元本割れ レバレッジ セキュリティ | ||
CFD | 大 | 元本割れ レバレッジ | ||
ポイ活 | ポイントサイト | 小 | サイト閉鎖 換金できない | 不要 |
※元本割れ:運用資金が減ってしまうリスク(初期費用100万円が90万円に減少するといったリスク)
※レバレッジ:運用資金を超えた資金で投資を行うことができるサービス。
※悪意を持ったハッカーに狙われやすいなど。仮想通貨(暗号通過)はセキュリティリスクや法整備に課題。
※サイト閉鎖;ポイントサイトは運営元判断でサービスを停止する可能性がある。
※確定申告:株式投資は設定によっては証券会社が確定申告をしてくれますが、その他の投資方法では自身で行う必要があります。
投資(株式投資、FX、暗号資産(仮想通貨)、CFD)やポイ活(ポイントサイト)の目的に合わせた選び方
目的に合わせた投資・ポイ活の選び方
投資・ポイ活をする上で大切なのは、自分の目的に合わせた選び方をすることです。
たとえば、副業や資産運用が目的であれば、リスクやリターン、運用期間などを考慮して適切な投資商品を選ぶ必要があります。
それとは異なり、節約が目的、無いよりはあったほうがいい、手間を掛けずに効率よくといった理由であればポイントサイトがオススメです。
ただし、私としては「どちらかではなく、どちらともやってみる」が良いかと思います。
投資・ポイ活の複合利用方法
投資・ポイ活を複合的に活用することで、より効率的な活用ができる場合があります。
ポイントサイトで貯めたポイントを投資に回すことで、資産運用の初期費用を抑えることができます。
また、投資商品を購入する際には、ポイントサイトで利用可能なキャッシュバックサービスを活用することで、投資とポイ活を両立することができます。
何度も言いますが、投資とポイ活は「どちらかを選ぶのではなく、どちらもやる」がいいと思います。
ちなみに私は「SBI証券+Tポイント(投資信託保有等)、Vポイント(クレカ積立)」のコンボを利用しています。
他にもいろいろとありますが、代表的なものを上げておきます。
証券会社 | ポイント | 貯まる取引 | ポイント投資商品 |
---|---|---|---|
マネックス証券 | マネックスポイント | クレカ積立 投資信託保有 日本株の売買 | 日本株 投資信託等 |
SBI証券 | Tポイント Pontaポイント Vポイント等 | クレカ積立 投資信託保有 日本株売買等 | 投資信託 |
楽天証券 | 楽天ポイント | クレカ積立 投資信託保有 日本/米国株売買等 | 投資信託 日本株/米国株等 |
※証券口座名をクリックすると証券会社HP(ポイントについて書かれた記事)に遷移します。
投資・ポイ活に必要な知識やスキルの習得方法
投資・ポイ活をする上で必要な基礎知識を習得するためには、書籍やウェブサイト、セミナーなどの情報を活用する方法があります。
特に投資商品で資産を増やすことにチャレンジしようと考えている場合は、積極的に情報を得る心づもりで取り組む必要があります。
投資商品に関する情報は多岐にわたりますが、投資信託や株式投資など、自分が強く関心を持つ分野を中心に情報収集を始めてみると良いと思います。
最近ではTwitter等のSNSで情報が簡単に手に入るようになりました。
その分、詐欺まがいの情報も多く、情報を取捨選択することが大切です。
ポイントサイトに関しては、ポイントサイトごとに独自のルールが設定されています。
利用可能なサービスや特典、ポイントの有効期限などについての情報を把握して、どのようにしてポイントを貯めたいのかを確認してから登録するようにしましょう。
気軽にまずは初めて見みたいという、行動派の方はポイントサイトからやってみることをオススメします。
初心者向けはロボアドバイザー・投資信託・ポイントサイト
ここからは初心者にオススメの投資・ポイ活を紹介します。
積立投資とポイ活やってないよって方は、元本割れリスクはそこまで大きくなく大きなリターンを得る可能性が高いことから、今すぐ始めることをオススメします。
1位:投資信託(積立投資)
まず初心者の方にオススメさせていただくのは、ドルコスト平均法を用いた積立投資(積立NISA)です。
ドルコスト平均法について詳しい説明は省きますが、簡単に言えば、毎月同じ金額を同じ商品に対して買い続けると、長期的に見ればほとんど負けない投資方法になると言われています。
過去の市場において、どのタイミングで始めても10年以上続ければ、全員がプラス収支、ほぼ勝率100%との分析結果もあるようです。
2023年の今、岸田首相の掲げる「資産倍増計画」でもこのドルコスト平均法を用いた積立投資をオススメしています。
積立NISAって言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「投資商品」の中では唯一と言っていいほど、詳しい知識も必要とせず、リスクが少なく資産を増やしやすい投資方法です。
投資信託の積立投資をまだ始めていない方は、今すぐやって欲しい投資方法です。
とりあえず始めてみたいって方は、「SBI証券」で口座開設して、「積立NISA」枠で「S&P500」の商品を毎月同じ金額で積み立てるようにしてください。
積立投資であれば、知識無く初めて、あとから勉強して知識を蓄えるでも十分だと思います。
私は「SBI証券」を利用しています。
2位:ポイントサイト
ポイントサイトは、アンケート回答やショッピングなどをすることでポイントを貯め、現金や商品と交換することができるサービスです。
PayPayや楽天ポイントの登場でポイントをためる行為がより身近になりましたね。
投資とは異なり、手軽にポイントを貯めることができることから節約目的に始める方が多いです。
詐欺サイトに注意が必要ですが、有名どころのポイントサイトであればほとんど気にする必要はありません。
ポイントサイトは投資商品とは異なり元本割れリスクが無いため、気軽に始めることができる点で初心者にオススメです。
今すぐ始めて欲しいのは、以下の通りで、私は「ポイントタウン」を愛用しています。
ポイントサイトでビットコインが貯まる少し変わったものもありますよ。
ビッコレ3位:ロボアドバイザー
ロボアドバイザーとは、AI(人工知能)による自動資産運用サービスのことです。
いくつかの質問に答えて初期設定を行えば、あとはAIが自動的に売買を行ってくれるので、初心者でも手軽に行える投資方法として、注目を集めています。
入門編から上級編まで幅広い選択肢があり、カスタマイズも可能なので自分に合ったリスク許容度で運用することができます。
低資金(10,000円程度)から始めることができるため、お試し感覚で投資経験を積むのにおすすめです。
SBI証券や楽天証券やマネックス証券など、証券会社毎に独自サービスとして用意していることがほとんどです。
そのため、運用するためには、利用したいロボアドバイザーサービスを運営している証券会社口座を作る必要があります。
上級者向けは個別株・FX・暗号資産(仮想通貨)・CFDなど引き出しを多く用意!
個別株に資金が集まっている場合、債券市場に資金が集まっている場合、日本株や米国株等、その時々の状況によって稼ぎやすい市場が変わることがあります。
口座開設も昔ほど時間はかからなくなったものの、有利な市場で戦えるように複数の投資方法を見据えて各種口座開設を行っておきましょう。
ちなみに私も個別株、FX、CFD、暗号資産(仮想通貨)含めて、いろいろと開設していますよ。
個別株投資(日本株/米国株)
個別株投資は、企業の株式を直接購入することで、株価上昇による利益を狙う投資方法です。
高リターンを狙える一方で、企業の経営状況や業績をしっかりと把握することが求められます。
まずは情報を得やすい日本株での取り引きをオススメします。
慣れてくると、米国株でも取り引きを行えるように準備をしておくと、米国株が強い状況が来た場合に資産を伸ばしやすくなります。
私は、日本株を中心に資産運用を行っています。
私は「SBI証券」を利用しています。
日本株投資を行いたい人は、以下の記事も参考になると思います。
FX取引
FX取引は、外国為替証拠金取引のことで、為替相場の変動を利用して利益を狙う投資方法です。
高いレバレッジを活用することで、少額の証拠金で大きなポジションを持つことができますが、リスクも高いため注意が必要です。
二国間の通貨価値の強弱により価格が上下するので、国の政策方針によっては今後の推移が予想しやすい場面が来ることもあります。
例えば、コロナが流行った2021年から2022年は世界的にインフレが進む中、日本はデフレという状況。
ある程度慣れている投資家であれば、米国と日本の政策の違いからドル高円安に傾くのは必然で、予想しやすい場面でした。
チャンスを逃さないためにも、あらかじめ取引ができる準備をしておくと良いと思います。
私が使用している証券会社を以下に貼っておきますので、参考にどうぞ。
暗号資産(仮想通貨)投資
仮想通貨投資は、暗号通貨(仮想通貨)を購入し、その価格変動によって利益を得る投資方法です。
仮想通貨市場は、他の投資市場よりも極端に変動する傾向があります。
そのため、慎重なリスク管理や仮想通貨に関する知識が必要です。
初心者にはおすすめしませんが、極端に価格変動する特性を生かして、大きな利益を得るチャンスが最大の魅力です。
私が使っている証券会社を貼っておきますので、参考にどうぞ。
CFD取引
CFD取引は、株式、通貨、商品などの金融商品の価格変動によって利益を得る投資方法です。
CFD取引では、金融商品自体を保有することはなく、価格変動に応じて購入したポジションを決済することで利益を得ます。
CFD取引は、その特性上、極めて短期的な取引が可能であり、資金効率のよい投資方法として注目されています。
しかし、その一方で、価格変動によるリスクが非常に高いため、慎重なリスク管理が必要です。
私が使っている証券口座を貼っておきます。参考にどうぞ。
投資(株式投資、FX、暗号資産(仮想通貨)、CFD)やポイ活(ポイントサイト)のトラブル事例
投資・ポイ活には様々なトラブルが発生する可能性があります。
代表的なトラブル事例をいくつか紹介しますので、自分の資産を守るため勉強していきましょう。
確定申告
投資やポイ活をする上で、理解しておく必要があるのが確定申告についてです。
利益を上げられないうちはあまり気にする必要もありませんが、利益を上げられるようになれば確定申告を行う必要があります。
目安としては合計20万を超える収入になる場合に必要で、申告をしていない場合は脱税となりますので注意して下さい。
個別株は、特定口座(源泉徴収あり)の口座で運用していれば、証券会社が自動で行ってくれるので便利です。
ポイントサイトは基本的には税金がかかるほどの収入になるケースは少ないので意識する必要はないかもしれませんが、合計20万を超える場合には同じく申告が必要になります。
FX、仮想通貨(暗号資産)、CFD等については、基本的には自分で確定申告を行う必要があります。
詐欺被害
投資やポイ活をする上で、詐欺被害にあう可能性があります。
具体的には、投資先やポイントサイトが悪質なものであったり、情報を不正に収集されたりすることが挙げられます。
このような場合は、早めに被害届を提出し、警察に相談することが大切です。
データ漏洩
投資・ポイ活をする際には、個人情報や口座情報を登録する必要があります。
しかし、その情報が不正に入手され、漏洩することがあります。
漏洩した情報を悪用され、不正に資金が引き出されることがありますので、セキュリティ対策をしっかりと行い、注意することが大切です。
相場変動による損失
投資をする場合、相場の変動によって資産価値が下落することがあります。
また、ポイ活をする場合、ポイントの有効期限が切れることによってポイントが無効になることがあります。
これらのリスクを事前に理解しておき、運用方針を決めることが大切です。
投資(株式投資、FX、暗号資産(仮想通貨)、CFD)やポイ活(ポイントサイト)のトラブル対処法
投資・ポイ活でトラブルが発生した場合、以下のような対処法があります。
被害届の提出
詐欺被害やデータ漏洩など、被害を受けた場合は、すぐに警察に被害届を提出しましょう。
問い合わせ先の確認
投資先やポイントサイトに問い合わせをすることで、トラブルの原因や解決方法を知ることができます。
問い合わせ先は、事前に確認しておくことが大切です。
セキュリティ対策の見直し
投資・ポイ活を安全に行うためには、常にセキュリティ対策を見直すことが大切です。
定期的なパスワードの変更や、不審なログインや取引の履歴の確認を行いましょう。
多くの投資・ポイ活のサイトで二段階認証が用意されているため、積極的に活用しましょう。
二段階認証とは、ログイン時にパスワードに加えて、スマートフォンなどの別のデバイスで生成される暗証番号を入力することで、不正ログインを防ぐ仕組みです。
また、不審な取引が行われた場合は、すぐにサポート窓口に連絡し、アカウントのロックや口座残高の凍結などの措置を取ってもらいましょう。
最後に、パソコンやスマートフォンのセキュリティソフトやアップデートを定期的に行い、マルウェアやスパイウェアに感染しないようにすることも大切です。
セキュリティ対策を怠ることで、貴重な投資やポイントが不正に流出してしまうリスクがありますので、常にセキュリティ対策を意識して行動しましょう。
投資(株式投資、FX、暗号資産(仮想通貨)、CFD)やポイ活(ポイントサイト)の重要性と今後の展望
投資やポイ活は、将来の資産形成やお得な生活のために欠かせないものとなっています。
今後、社会の変化や経済環境の変化に対応して、賢く投資やポイ活を行うことが求められるでしょう。
例えば、今後の少子高齢化に伴い、年金制度が厳しくなることが予想されます。
そのため、自己責任の観点からも、個人で資産形成を行い、将来に備えることが必要です。
また、ポイ活においても、現代では買い物や生活の一部をオンラインで行うことが増えています。
このような環境下では、クレジットカードやポイントサイトを使いこなすことが、よりお得な生活を送るための必須スキルとなっています。
投資(株式投資、FX、暗号資産(仮想通貨)、CFD)やポイ活(ポイントサイト)の比較結果のまとめ
投資とポイ活を比較すると、それぞれにメリットとデメリットがあります。
投資は元本を失うリスクがあるものの、高いリターンを期待できます。
ポイ活はリスクが低く、手軽に始めることができますが、リターンは比較的低いです。
投資とポイ活は「どちらかではなく、どちらも行う」ことが賢い方法です。
投資・ポイ活の選び方のまとめ
投資・ポイ活の選び方は、自分の目的に合わせて行うことが重要です。
リスクを抑えたい場合は、ポイ活を中心に行うことがおすすめです。
一方で、リターンを重視する場合は、投資を中心に行うことが適しています。
また、投資・ポイ活を複合的に行うことで、リスクの分散化が可能となります。
今後の投資・ポイ活の展望
日本市場の特性として、人口減少傾向、お年寄り世代が増えていきます。
給料は上がりにくく、世界でも有数の税金大国で、ますます生活は苦しくなっていくでしょう。
少しでも豊かな生活を送るためにも、投資・ポイ活をうまく利用していくことが重要で、今後はますます身近なものになっていくと思われます。
投資もポイ活も長く継続することが重要で、今のうちから慣れておくことが良いと思います。
また、投資やポイ活も新しいものもどんどん増えていくでしょう。
例えば、ESG投資や仮想通貨などの新しい分野が注目され、ポイ活では、スマートフォンアプリを利用したキャッシュバックサービスなどが増えています。
今後も情報を収集し、有益な情報があれば紹介したいと思います。
投資(株式投資、FX、暗号資産(仮想通貨)、CFD)やポイ活(ポイントサイト)に関するよくある質問
- Q投資とは何ですか?
- A
投資とは、お金をある資産に投じて、将来的な利益や資産価値の増加を期待する行為です。
具体的には、株式や債券、不動産、商品などの金融商品や実物資産に投資することがあります。
当記事では株式、FX、CFDの取引について整理しています。
- Qポイ活とは何ですか?
- A
ポイ活とは、主にインターネットを利用してポイントを貯めたり、交換したりする活動のことです。
ポイントサイトを利用したアンケート回答やネットショッピング、クレジットカード利用などが代表的な方法です。
貯めたポイントは、現金や商品券、電子マネーなどに交換することができます。
節約目的で気軽に始めることができるのが特徴です。
- Q投資リスクとは何ですか?
- A
投資リスクとは、投資した資産が期待した通りに増加しなかったり、逆に減少したりする可能性があることを指します。
投資にはリスクがあることを理解した上で、自分に合ったリスク許容度を持ち、適切な投資商品を選択することが重要です。
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